よくある質問(発達編)
こどもが指しゃぶりをやめません。どのようにやめさせればいいのでしょうか?
指しゃぶりを続けることで、歯並びに影響することや、お口の発達を遅らせてしまうことがありますが、実は乳幼児の指しゃぶりには重要な意味があります。お子さんが小さいころは物を口に入れて認識をします。それは自分の指でも同じで、指しゃぶりをすることで自分の指だと認識をする時期があるので、1歳くらいまでは、指しゃぶりをやめさせることのないようにしましょう。
2歳越えたくらいで指しゃぶりが続いていたら、少しずつやめていけるようにしましょう。その中で無理にやめさせようとする必要はなく、指しゃぶりをせずにいられた時に「今日は指しゃぶりしなかったんだね、お兄(姉)ちゃんになったね!」と子どもがポジティブに捉えられるような声かけをしましょう。
1歳6ヶ月の子どもの言葉がなかなか出てきません。どうしたらしゃべるようになるのでしょうか?
子どもの言葉の発達は、1歳6か月の子どもで単語がいくつか出ている、2歳児で2語分が出ている事が目安になります。しかし、言葉の発達については、個人差が非常に大きいのが実際です。
言葉がしゃべられる様になるには、言葉の理解ができている必要があります。そのためには日常生活の中で「お花が咲いてるねー」「お空がキレイだねー」と語りかけるように言葉の貯金をしてあげましょう。日常生活の大人の指示や言葉(ボールを取って等)が理解できていれば問題ないこともあります。
一方で言葉が出ないことは発達障害や、口の中の機能が弱いことが原因の場合があります。2歳を越えて意味のある単語が出ていない場合は、保健センターや医療機関にご相談ください。