2019年12月23日
ノロウイルスによる食中毒や感染症に注意しましょう
感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12月の中旬頃にピークとなる傾向があります。この時期に発生する感染性胃腸炎のうち、特に集団発生例の多くは、ノロウイルスによるものと推測されており、食中毒や感染症予防の観点から重要な問題となっています。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎が急増するシーズンに備え、以下ことに注意し、予防に努めましょう。
1.食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。2度手洗い(「石けんをつけてから水洗いまで」を2回行うこと)が効果的です。
2.加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱(ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品は、中心部が85℃から90℃で90秒以上)して食べましょう。
3.多数の人が手を触れる場所(ドアノブ、水道蛇口など)や、調理器具は洗浄後、次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌消毒を徹底しましょう。
4.胃腸炎患者に接する方は、患者の便や吐いた物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
5.食品事業者の方は、調理従事者等の健康管理をしっかり行い、下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱わないようにしましょう。
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健康推進課
23-0027